【書評レビュー】柘植尚則編『入門・倫理学の歴史−24人の思想家−』

珍しい「倫理学史」の入門書。

最終更新日:2018年3月15日

珍しい「倫理学史」の入門書。

柘植尚則編『入門・倫理学の歴史−24人の思想家−』梓出版社、2016年

私の評価 ★★★★☆
ページ数 284頁
著者・編者 柘植尚則(つげ・ひさのり) 編、著者は下記
出版社 梓出版社
出版年 2016年
出版社ページ 梓出版社 書籍詳細ページ
目次

下記

価格 2,376円

倫理学に関わる24人の思想家とその思想を簡単に紹介する倫理学史の入門書。
倫理学ではなく倫理学史の入門書です。
執筆者は慶應義塾に関わりのある若手の研究者ばかり。編者の柘植教授は若手じゃないですが、執筆もされています。
梓出版社というのはあまり聞いたこと無いなーと思ったら、哲学系(政治学も少し)に強い出版社ですね。
法学部なら知らなくてもしょうがない。
274頁で24人の紹介と14のコラムがありますから、1人1人はほんとにざっとしかありません。
「入門」とあるとおり、倫理学史・哲学史の入門としていいですね。

倫理学の入門というより、倫理に関わる思想家をざっと知るための本です。
倫理の体系や時系列の説明ではなく、思想家や思想を紹介することで、倫理の歴史を知ることができます(ざっとですが)。
思想家の紹介順は時系列。

初学でも読みやすいですね。
読書に慣れていれば3~4時間で通して読めます。

目次

はしがき(柘植)
第 1 章 プラトン(西村)
第 2 章 アリストテレス(西村)
第 3 章 アウグスティヌス(武富)
第 4 章 トマス・アクィナス(菅原)
第 5 章 デカルト(秋保)
第 6 章 ホッブズ(柘植)
第 7 章 スピノザ(秋保)
第 8 章 ヒューム(柘植)
第 9 章 ルソー (吉田)
第10章 スミス(柘植)
第11章 カント(石田)
第12章 ヘーゲル(石田)
第13章 ミル(水野)
第14章 マルクス(柘植)
第15章 ニーチェ(西川)
第16章 ベルクソン(西山)
第17章 ハイデガー(金成)
第18章 サルトル(長門)
第19章 フーコー(西川)
第20章 レヴィナス(村上)
第21章 ハーバーマス(石田)
第22章 ヘア(五味)
第23章 ロールズ(花形)
第24章 セン(圓増)

コラム
1 エピクロス派(西村)
2 ストア派(西村)
3 ルネサンス(吉田)
4 宗教改革(吉田)
5 モラリスト(吉田)
6 実証主義(吉田)
7 進化論(水野)
8 プラグマティズム(水野)
9 現象学(金成)
10 実存主義(長門)
11 構造主義(西川)
12 ポストモダニスム(西川)
13 メタ倫理学(五味)
14 徳倫理学(五味)

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